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地図に書き込む図形



Mark File(マークファイル)の概念

地球(回転随円面)を平面化しないと何かと使いにくい。その方法のひとつがUTM図法です。ある範囲を平面化して使います。その区分を1次メッシュコード、2次メッシュコードを随して使います。そこに座標を定めて(緯度経度)を使います。この座標は標準化され用いられています。わが国の地図(国土基本図2500・25000)はすべてこの図法でできています。

地図に記されるべき山や川や駅や道路などの地図要素はこの位置情報を持って定義されています。不変的地図要素はそのように出来ていますが、その他の位置情報をもったもの、例えば、鳥や花や雲といえども(山は動きませんが)使う人の都合によって地図に記入したり、しなかったりする情報、これらは山や川と同じ様に地図要素とひかくすれば、何も異なっていません。地図要素をデータベースのレコードとすれば、緯度経度の位置情報をもったレコードにすぎません。

固定的な地図要素に比べて、この都合によって地図なるものに表れるものをマークファイルと言っています。計算記によってデータベース化され、管理されるものが前記座標上に現れるとすれば、地図要素もマークファイルも同じものであります。

Mark File(マークファイル)の種類

マークファイルには大別して3種類あり、拡張子は「.mkr」です。
 1)点で表現されるもの・・・・・山など
 2)線分で表現されるもの・・・道路、並木など
 3)平曲線図形・・・・・・・・・・・境界が鮮明でも不鮮明でも可

Mark File(マークファイル)の形

(1)地図上に書かれた点の情報を「マークポイント」と言います。
名前をつけることができます。
位置情報、緯度経度高さ、その点の情報、属性(ユーザーが定義できる)、点の値を持っています。

(2)マークポイントの集まりを「マークグループ」といいます。
名前をつけることができます。
位置情報、点の情報のほかにつながり方(直線かスムース曲線かの別)その直線の色・太さ・距離(区間距離・総合距離)、平曲線か閉曲線か、その面積・色をもっています。

(3)マークグループの集まりを「マークファイル」といいます。
名前を付けることができます。



Mark File(マークファイル)の管理

マークファイルはエクセルのシートとなります。
エクセルのシートはアクセスのデータにもファイルメーカのデータベースにもなります。

Mark File(マークファイル)の作り方

1)DgSアプリケーション、ブラウザによって表示されている地図画面上にカーソルで
  書くことができます。
2)図に書かれた地図(例えば国土基本図)をタブレットにのせて読み取ることによっ
  てマークファイルを作る。


マークファイル
概要 マークファイルは25,000ブラウザ、50,000ブラウザ、
200,000ブラウザ、2500ブラウザのデータです。
テーブルのレコードをクリックするだけで各地図を
読み出すことができます。
緯度珪素(日本測地系、世界測地系、XY座標)がついています。
自分でつくることもできます。
基本ソフトウェア Windows 2000/NT4.0/XP
動作環境 主メモリ128MB以上  HDD1GB以上
価格 \1,575(税込)


マークファイルエディタ Ver1
概要 マークファイルやマークファイルグループを整理したりするこがができる独自のプログラム
基本ソフトウェア Windows 2000/NT4.0/XP
動作環境 主メモリ128MB以上  HDD1GB以上
価格 \42,000(税込)


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